スカイワースが27インチ2K IPSディスプレイ搭載ゲーミングモニターF27G56Q Proを発表

スカイワースが27インチ2K IPSディスプレイ搭載ゲーミングモニターF27G56Q Proを発表 — Factivera

スカイワースが27インチモニターF27G56Q Proを発表。IPSパネル、リフレッシュレート250Hz、解像度2Kを搭載。アダプティブバックライトとKVMに対応。

中国のスカイワース社がゲーミング向けモニターF27G56Q Proを発表した。採用されたIPSパネルの解像度は2560×1440ピクセル。リフレッシュレートはネイティブ240Hzからオーバードライブにより250Hzに達する。応答速度GtGは1ms、標準輝度は400ニトとされている。

パネルはFRCなしの8ビット色深度に対応。メーカーはsRGB比99%、DCI-P3比95%の色域を公表している。外光センサーと色温度センサーが内蔵されており、周囲の環境に応じて輝度とホワイトバランスを自動調整する。

モニターには高さ調整、チルト、スイベルに対応したスタンドが付属。VESAマウントも可能。接続端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、KVM機能対応USB-A×2、3.5mmオーディオ出力。希望小売価格は999元(約146ドル)。販売は5月11日開始。

映像信号はDisplayPort 1.4からモニター内のスケーリングコントローラーに入り、1440pのフレームをデコードする。その後、タイミングコントローラー(TCON)がIPSパネルの液晶を最大250Hzで更新し、画素切り替え時の電圧オーバードライブにより1ms応答を実現する。同時に、光センサーからのデジタル信号は別のマイクロコントローラーに送られ、I²Cバス経由でPWM調光回路のデューティ比とLUTパラメータを変更し、メイン映像経路を介さずに画像を調整する。KVM機能は内蔵USBスイッチャーにより、キーボードとマウスの信号を接続された2台のホスト間で切り替え、ユーザーの操作に応じてアクティブな映像入力も切り替える。

本機は技術的妥協を示している。ネイティブ240HzとFRCなし8ビット深度は、成熟したものの低価格なNovatekまたは類似のコントローラーを示唆する。250Hzへのオーバードライブは通常、TCON出力バッファの共通電圧を上昇させることで達成されるが、これにより不要なノイズが増加し、通常動作のパネルと比較してコントラスト比が5~7%低下する可能性がある。しかし、2つの独立した外光センサーの搭載は、この価格帯で差別化を図る試みの証である。ただし、20kHz以上のPWMでなければ、自動輝度調整は低輝度レベルで顕著なフリッカーを引き起こす可能性がある。