Amazonは航空機搭載用衛星インターネットアンテナ「Leo」を発表

Amazon社は、航空機の機内システムを衛星インターネットに接続するための航空用アンテナ「Leo」を開発した。このシステムによる最大データダウンロード速度は毎秒1ギガビット、アップロード速度は毎秒400メガビットに達する。この開発は商業航空を対象としている。

このシステムの主な特徴は、単一のフル機能端末であることだ。航空機全体を同時にサポートし、乗客向けのエンターテインメントと乗務員の業務タスクの両方を提供する。このアンテナは、機体に複数のモジュールを設置することなく、高い帯域幅を実現する。

構造は可動部のない薄型パネルで、メンテナンスの手間を減らし、信頼性を高めている。アンテナは過酷な気象条件でも動作するよう設計されている。機体外側に設置され、航空インターフェースを介して機内システムに接続される。同社によると、設置には約1日かかるという。

アンテナの寸法は約147×76×6.6センチで、空気抵抗と燃料消費への影響を最小限に抑えている。筐体内部にはモデムと通信モジュールが搭載されている。

このシステムは、Amazon Leoの低軌道衛星コンステレーションに基づいて動作する。巡航速度の航空機は通過する衛星に接続し、移動に応じて自動的に衛星を切り替える。データは同社の地上ゲートウェイを介して送信され、世界中に300以上が計画されている。遠隔地では、インターサテライトレーザーリンクを通じて通信が維持され、グローバルネットワークへの最も近いアクセスポイントにトラフィックを転送する。